卵巣嚢腫

卵巣嚢腫とは

卵巣嚢腫とは
卵巣嚢腫とは
卵巣は腫瘍ができやすい臓器です。卵巣嚢腫は近年、患者数が増加し、好発年齢は20~40代です。 卵巣嚢腫は、腫瘍の内容物によって漿液性嚢腫、皮様嚢腫、粘液性嚢腫、チョコレートのう胞などにわかれます。どのタイプでも腫瘍が小さいうちはほとんど自覚症状がなく、婦人科検診などで偶然に発見されるケースが多いようです。知らないうちに腫瘍が大きくなっていて、卵巣が根元から捻じれる「茎捻転」や卵巣破裂が起こると、激しい腹痛や吐き気に襲われ、緊急手術が必要になる場合もあります。

婦人科

卵巣嚢腫

2016年手術実績 164

症状がないまま進行する卵巣の病気

婦人科卵巣嚢腫

卵巣嚢腫とは

卵巣は腫瘍ができやすい臓器です。卵巣嚢腫は近年、患者数が増加し、好発年齢は20~40代です。
卵巣嚢腫は通常は左右どちらか一つの卵巣に発生し、腫瘍の内容物によって漿液性嚢腫、皮様嚢腫、粘液性嚢腫などにわかれます。このうちもっとも症例が多いのは漿液性嚢腫で、皮様嚢腫は20代など若い女性に多い腫瘍です。どのタイプでも腫瘍が小さいうちはほとんど自覚症状がなく、婦人科検診などで偶然に発見されるケースが多いようです。知らないうちに腫瘍が大きくなっていて、卵巣が根元から捻じれる「茎捻転」や卵巣破裂が起こると、激しい腹痛や吐き気に襲われ、緊急手術が必要になる場合もあります。

卵巣は毎月の排卵のために細胞分裂がとても活発なため、身体の中でも特に腫瘍ができやすい臓器です。卵巣嚢腫は近年、患者数が増加し、好発年齢は20~40代です。
卵巣嚢腫は通常は左右どちらか一つの卵巣に発生し、腫瘍の内容物によって漿液性嚢腫、皮様嚢腫、粘液性嚢腫などにわかれます。このうちもっとも症例が多いのは漿液性嚢腫で、皮様嚢腫は20代など若い女性に多い腫瘍です。どのタイプでも腫瘍が小さいうちはほとんど自覚症状がなく、婦人科検診などで偶然に発見されるケースが多いようです。知らないうちに腫瘍が大きくなっていて、卵巣が根元から捻じれる「茎捻転」や卵巣破裂が起こると、激しい腹痛や吐き気に襲われ、緊急手術が必要になる場合もあります。

子宮と並ぶ、月経周期や妊娠・出産に関係する女性特有の臓器が卵巣です。

卵巣に腫瘍ができる卵巣嚢腫も、子宮筋腫などと同じように近年患者数が増えています。発症の中心は30~40代ですが、20代の方も多くなってきています。患者数が急増した原因はよくわかっていませんが、女性の食生活やライフスタイルの変化、社会進出に伴うストレスなどが影響している可能性も考えられています。卵巣の病気で怖いところは、目立つ症状がないまま、病気が進行してしまう点です。卵巣は子宮の左右に二つにあるので、片方に腫瘍があっても、もう一方が健康であればホルモン的には正常に機能します。また、腫瘍がかなり大きくならないと腹痛などの自覚症状は現れません。そのため、自分では気付かないうちに、腫瘍が大きくなって卵巣破裂や卵巣が捻じれる捻転を起こし、激しい腹痛に襲われ、緊急手術になることもあります。さらに、ごくまれにはありますが、腫瘍が悪性の卵巣がんに変化することもあります。卵巣嚢腫を早い段階で発見するには、婦人科検診などで超音波検査を受ける必要があります。気になる症状がないからと油断せず、定期的に検査をうけることで、大切な器官を守りましょう。


卵巣嚢腫は、婦人科での内診や超音波検査で診断します。 画像診断(MRIやCT)、腫瘍マーカーの採血は腫瘍の性質(どんな種類の卵巣嚢腫か、悪性の腫瘍の可能性はないかどうか)を診断するために行なわれます。 実際には摘出して顕微鏡の検査をしないと腫瘍の性質や悪性かどうかは確定されません。

当院での治療法

新規の初診受付
・他医療機関さまからの腹腔鏡手術目的での紹介状をお持ちの方
・婦人科検診などで良性疾患(子宮筋腫、卵巣嚢腫、子宮内膜症)の診断を受けられ、手術を検討されている方

当院では5cmを超えた卵巣嚢腫から手術を視野に入れます。良性の腫瘍の場合は、身体に負担の少ない腹腔鏡下手術が選択されます。

自覚症状がなくやっかいな病気

腹腔鏡下卵巣嚢腫摘出術

卵巣は毎月の排卵のために細胞分裂がとても活発なため、身体の中でも特に腫瘍ができやすい臓器です。卵巣にできる腫瘍には大きく分けて腫瘍の内容物が液状でやわらかい袋状の「卵巣嚢腫」と硬いコブのような腫瘍ができて卵巣が腫れる「充実性腫瘍」の2種類があります。発症する人の9割が「卵巣嚢腫」です。卵巣嚢腫は、婦人科の病気としては子宮筋腫と同じくらい発生頻度が高く、近年、患者数が増加しています。

好発年齢は20~40代で、卵巣嚢腫は月経がはじまる前の10代や、閉経後の70代まで幅広い年齢で発症がみられるのが特徴です。卵巣嚢腫は通常は左右どちらか一つの卵巣に発生し、腫瘍の内容物によって漿液性嚢腫、皮様嚢腫、粘液性嚢腫などにわかれます。このうちもっとも症例が多いのは漿液性嚢腫で、皮様嚢腫は20代など若い女性に多い腫瘍です。どのタイプでも腫瘍が小さいうちはほとんど自覚症状がなく、婦人科検診などで偶然に発見されるケースが多いようです。知らないうちに腫瘍が大きくなっていて、卵巣が根元から捻じれる「茎捻転」や卵巣破裂が起こると、激しい腹痛や吐き気に襲われ、緊急手術が必要になる場合もあります。卵巣嚢腫で注意が必要なのは、腫瘍が良性か悪性かの区別です。

卵巣嚢腫の95%が良性のまま経過すると言われますが、ごく少数は悪性で卵巣がんに変化します。種類別では、皮様嚢腫が悪性になりやすいとされています。また、良性と思われていたもののうち、手術後の病理検査で悪性と判明するケースが約1%あります。良性・悪性の判別は、画像診断で腫瘍の内容物や形状、大きくなる速度などを調べたり、血液検査で腫瘍マーカーの値を確認したりして判断します。ただし腫瘍が悪性か否かを最終的に確定するためには、手術で腫瘍を摘出して組織の病理検査を行う必要があります。

症状と原因について

体外法

腹腔鏡にて骨盤内を観察し、卵巣嚢腫の大きさ、周囲との癒着を確認します。 癒着がなければ、まず卵巣嚢腫の内溶液を吸引し、風船をしぼませるように卵巣嚢腫を しぼませます。創部(約2~3㎝)より卵巣を引きずり出し、卵巣嚢腫(腫れの部分)を 取りのぞき正常な卵巣を吸収糸(体内で溶ける糸)にて縫って修復します。

体内法

腹腔鏡にて骨盤内を観察して癒着がある場合(子宮内膜症が原因の卵巣嚢腫は周囲と癒着していることが多い) 、まず癒着を可能な限り周囲よりはがします。その後、内溶液を吸引し、鉗子を使い体内で卵巣嚢腫を正常卵巣部分よりはがし卵巣嚢腫を摘出します。 そのまま体内で卵巣を吸収糸で縫って修復します。

腹腔鏡下附属器摘出術

腫瘍が小さいうちは、自覚症状はありません。卵巣が腫れて、こぶし大以上になってくるとウエストが太くなったように感じられたり、下腹部の張りや膨満感、下腹部痛、腰痛が起こったりします。大きくなった卵巣に周辺組織が圧迫されて、頻尿や便秘、月経痛などの症状が現れるケースもあります。また寝返りや運動などをしたときに、腫れた卵巣が軽く捻じれて、片方の卵巣に軽い痛みを感じることもあります。卵巣が捻じれて本格的な茎捻転になると、救急車で搬送されるほどの激しい腹痛や嘔吐などを起こします。

症状

・ウエストが太くなったように感じる
・下腹部の張りや膨満感
・下腹部痛
・腰痛
・頻尿や便秘、月経痛など

原因

子安先生、卵巣嚢腫の原因はあるのでしょうか?
もし原因があれば、5行以内で文章を作成していただけないでしょうか。

当院での治療法

明確な基準はありませんが、5cmを超える卵巣嚢腫は捻転、破裂の可能性なども出てくるため手術を考慮します。卵巣嚢腫手術は悪性ではないことを確認するための方法でもあります。当院では侵襲の低い腹腔鏡下手術にて以下の方法があります。

明確な基準はありませんが、5cmを超える卵巣嚢腫は捻転、破裂の可能性なども出てくるため手術を考慮します。卵巣嚢腫手術は悪性ではないことを確認するための方法でもあります。当院では侵襲の低い腹腔鏡下手術にて以下の方法があります。

【嚢腫摘出術】

腫瘍部分だけを切除して、卵巣の健康な部分は残します。卵巣は一部でも正常な組織が残っていると、元の機能を取り戻すことができます。腫瘍は良性の可能性が高く、若い世代でこれから妊娠・出産の可能性がある人は、この方法が多くとられます。

【附属器摘出術】

腫瘍が悪性と疑われる場合や大きく発達している場合、閉経が近く出産の予定のない女性は、卵巣と卵管を摘出する附属器摘出術を行います。片方の卵巣を切除しても、もう一つの卵巣が残っていれば、副作用として更年期症状が起こる心配はありません。また卵巣が一つあれば妊娠・出産も可能です。他に周辺の臓器との癒着が進んでいるようなときは、卵巣と卵管を摘出するだけではなく子宮も併せて切除する子宮摘出術を行う場合もあります。

一般に、嚢腫摘出術や附属器摘出術では「腹腔鏡下手術」や「開腹手術」が行われますが、良性の腫瘍の場合は腹腔鏡下手術が選択されます。治療後、卵巣が残っている場合は再発の可能性がありますので、術後も医師の指示に従って、定期的な検査を続けていくようにしましょう。

手術までの流れ

受診の際は「こんなこと聞いてもいいのかしら」ということでも疑問や不安はそのままにせず、お気軽にご相談ください。あなたにとって満足のいく治療を実現するために一つ一つ解決していきましょう。

手術までの流れ

1予約お申込み

お電話にて婦人科外来の予約をお取りください。
円滑な専門的医療提供のため、新規の初診受付を以下に該当する方とさせていただいております。
・他医療機関さまからの腹腔鏡手術目的での紹介状をお持ちの方
・婦人科検診などで良性疾患(子宮筋腫、卵巣嚢腫、子宮内膜症)の診断を受けられ、手術を検討されている方

Tel:03-3261-0414(受付時間 9:00~17:00/日・祝除く)

2初診

女性医師が担当致します。症状についての問診、画像検査にて(エコー、MRI)病状を把握します。

3手術決め外来

手術日を含め今後の日程を決定します。

4手術前検査

手術を行うために必要な各検査を行います。

5麻酔科外来・入院説明

麻酔方法等の説明を麻酔医師からご説明を致します。また入院期間の確認や支払い方法・持ち物をご説明致します。

6手術説明の外来

手術方法や合併症等についてご説明いたします。必ずご家族と一緒に来院していただくようお願い致します。

7入院・手術

手術日の当日に入院していただきます。手術当日は必ずご家族に病室にて待機して頂きます。

手術までの流れ

手術までの流れ

手術までの流れ

1予約お申込み

お電話にて婦人科外来の予約をお取りください。
円滑な専門的医療提供のため、新規の初診受付を以下に該当する方とさせていただいております。

・他医療機関さまからの腹腔鏡手術目的での紹介状をお持ちの方
・婦人科検診などで良性疾患(子宮筋腫、卵巣嚢腫、子宮内膜症)の診断を受けられ、手術を検討されている方

Tel:03-3261-0401

2初診

女性医師が担当致します。
症状についての問診、画像検査にて(エコー、MRI)病状を把握します。

3手術決め外来

手術日を含め今後の日程を決定します。

4手術前検査

手術を行うために必要な各検査を行います。

5麻酔科外来・入院説明

麻酔方法等の説明を麻酔医師からご説明を致します。また入院期間の確認や支払い方法・持ち物をご説明致します。

6手術説明の外来

手術方法や合併症等についてご説明いたします。必ずご家族と一緒に来院していただくようお願い致します。

7入院・手術

手術日の当日に入院していただきます。手術当日は必ずご家族に病室にて待機して頂きます。

1予約お申込み

お電話にて婦人科外来の予約をお取りください。
円滑な専門的医療提供のため、新規の初診受付を以下に該当する方とさせていただいております。


・他医療機関さまからの腹腔鏡手術目的での紹介状をお持ちの方
・婦人科検診などで良性疾患(子宮筋腫、卵巣嚢腫、子宮内膜症)の診断を受けられ、手術を検討されている方


Tel:03-3261-0401

2初診

女性医師が担当致します。
症状についての問診、画像検査にて(エコー、MRI)病状を把握します。

3手術決め外来 検査(手術の1ヶ月程前)

ウィメンズセンター長の子安医師外来にて、手術日を含め今後の日程を決定します。

3手術決め外来

手術日を含め今後の日程を決定します。

4手術前検査

手術を行うために必要な各検査を行います。

5麻酔科外来・入院説明

麻酔方法等の説明を麻酔医師からご説明を致します。また入院期間の確認や支払い方法・持ち物をご説明致します。

6手術説明の外来

手術方法や合併症等についてご説明いたします。必ずご家族と一緒に来院していただくようお願い致します。

7入院・手術

手術日の当日に入院していただきます。手術当日は必ずご家族に病室にて待機して頂きます。

手術費用(概算)

手術費用(概算)

手術費用(概算)
手術費用(概算)

腹腔鏡下卵巣嚢腫摘出術

入院予定期間3割負担概算金額
4日間 14~21万円

※保険の負担割合は患者さまによって異なります。
※保険診療のため、高額療養費制度の対象となります。

術式入院予定期間3割負担概算金額
腹腔鏡下卵巣嚢腫摘出術 4日間 ¥140,000~¥210,000

※保険の負担割合は患者さまによって異なります。
※保険診療のため、高額療養費制度の対象となります。

卵巣嚢腫の腹腔鏡手術・入院費用

3泊4日約15万円(3割負担)


※あくまで目安となります。
※その他、お部屋代3泊4日120,000円をいただきます。
※入院期間は原則として3泊4日ですが、子宮内膜症が原因の癒着のある卵巣嚢腫手術の場合は1日多く、4泊5日の入院となります。

担当医

子安 保喜

当院には、卵巣嚢腫において、他院で腹腔鏡手術を断られた方が多く来院されています。開腹手術を勧められたけれど抵抗があるという方に、いかに工夫して負担の少ない腹腔鏡手術をお受けいただくかを考えています。当院は、患者さんにとっての駆け込み寺のような存在でありたいと考えています。「きずの小さな手術センター」と名付けている理由は、腹腔鏡手術にこだわらずに、時には開腹手術と組み合わせながら患者さんそれぞれにとって最も負担の少ない手術をご提供しているからです。私は1993年からずっと腹腔鏡手術をしています。そのため、技術はもちろん、これ以上は危険だというラインもしっかりと把握していますので、ご安心してお受けいただきたいですね。

専門科目 婦人科内視鏡下手術(腹腔鏡、子宮鏡)
資格 日本産科婦人科学会専門医
日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医
日本内視鏡外科学会技術認定医
略歴 兵庫医科大学卒業
宝塚市立病院産婦人科 主任医長
大阪市立大学産婦人科 非常勤講師
兵庫医大産婦人科 非常勤講師
所属学会等 日本産科婦人科学会
日本産科婦人科内視鏡学会(評議員、幹事)
日本内視鏡外科学会
日本産婦人科手術学会
東京産科婦人科学会 評議員

手術実績

当院で行った全腹腔鏡下卵巣嚢腫核出術・腹腔鏡補助下卵巣嚢腫核出術・腹腔鏡下付属器切除術は併せて
2015年に176件、2016年に164件
です。当院ではなにより、患者さんに安心して手術をお受けいただけるような配慮を心がけています。まずは受診しやすいように、初診は必ず女医が担当し、センター内はスタッフ以外の男性を立ち入り禁止にしています。手術のご説明は入院前の外来で行い、ご不安があればセカンドオピニオンもご紹介しております。心からご納得いただけた状態で手術に挑んでいただきます。
また、術後に早期の社会復帰ができるように、「ERAS」というプロジェクトを発足しています。術後までをチームでしっかりとサポートし、手術や入院中のストレスもできる限り軽減できるように工夫しています。