尿失禁(尿漏れ)

婦人科

子宮筋腫

2016年手術実績 249

尿失禁とは

尿失禁とは
尿失禁とは
尿失禁(尿漏れ)とは、自分の意思とは関係なく、尿が漏れてしまうことです。命に関わる疾患ではないものの、多くの女性を悩ませる症状です。尿失禁には「腹圧性尿失禁」と「切迫性尿失禁」の大きく二つのタイプがあります。この両者を合併する混合性尿失禁の場合も珍しくありませんが、症状や原因・治療法はタイプによって変わります。尿失禁の症状がありながら「出産を経験したから」「年だから」とそのままにして我慢している女性も少なくありませんが、生活に支障を感じるなら、思いきって医療機関を受診してみることも必要です。

治療をすれば治る病気

尿失禁とは

尿失禁(尿漏れ)とは、自分の意思とは関係なく、尿が漏れてしまうことです。命に関わる疾患ではないものの、多くの女性を悩ませる症状です。尿失禁には「腹圧性尿失禁」と「切迫性尿失禁」の大きく二つのタイプがあります。この両者を合併する混合性尿失禁の場合も珍しくありませんが、症状や原因・治療法はタイプによって変わります。尿失禁の症状がありながら「出産を経験したから」「年だから」とそのままにして我慢している女性も少なくありませんが、生活に支障を感じるなら、思いきって医療機関を受診してみることも必要です。

症状

【腹圧性尿失禁】

咳やくしゃみをした瞬間や、重いものをもったとき、激しい運動をしたときなど、お腹に力がかかったときに尿がもれます。もれる量は尿パッドをあてていれば気にならないという程度から、ひどくなると歩くだけでもれてしまうというケースもあります。

【切迫性尿失禁】

突然、強い尿意を感じて、トイレに着くまで我慢できずに尿がもれてしまいます。水仕事をしたときや、帰宅したとたんにトイレに行きたくなり、わずかな時間なのに間に合わないといった特徴があります。切迫性尿失禁は、自分の意志では何ともコントロールのつかない尿もれであり、外出先で恥ずかしい思いをしたのが原因で家に閉じこもってしまう人もいます。

尿失禁は(尿漏れ)は古くから中高年の女性を悩ませている疾患です。

高齢化が進んでいる現代は昔に比べて発症が増えていると推測されます。正確な患者数は調査されていませんが、40代以上の女性に限ると3人に1人が尿漏れを経験するという指摘もあります。これだけ悩みを抱えている女性が多いにもかかわらず、泌尿器科の疾患は専門医を受診し、治療を受ける人がまだまだ少ないと言われています。

不調や症状について人に話をしづらいため、家族や親しい友人にも相談できないまま、2~3年、長い人では10年以上も、1人で悩みを抱えてしまう例も少なくありません。尿失禁で、生活に支障があれば受診しましょう。日常生活で大きな問題はなくても、尿失禁が心配なためにスポーツや旅行をあきらめるなど、行動制限が生じているときは治療が必要と考えられます。

40代以上の3人に1人は経験

尿失禁(尿漏れ)とは、自分の意思とは関係なく、尿が漏れてしまうことです。また、命に関わる疾患ではないものの、多くの女性を悩ませる症状です。

尿失禁には「腹圧性尿失禁」と「切迫性尿失禁」の大きく二つのタイプがあります。

この両者を合併する混合性尿失禁の場合も珍しくありませんが、症状や原因・治療法はタイプによって変わります。体の構造上、女性は男性よりも尿失禁が生じやすい構造といえます。女性は男性より尿道が短く直線的で、尿道を閉じる尿道括約筋もゆるやかな構造です。さらに膀胱や子宮をハンモックのように支えている骨盤底筋群が出産や肥満、加齢によって弱くなると、尿失禁が起きやすくなるのです。

尿失禁の症状がありながら「出産を経験したから」「年だから」とそのままにして我慢している女性も少なくありませんが、生活に支障を感じるなら、思いきって医療機関を受診してみることも必要です。

症状と原因について

腹圧性尿失禁は咳やくしゃみをした瞬間や、重いものをもったとき、激しい運動をしたときなど、お腹に力がかかったときに尿がもれます。もれる量は尿パッドをあてていれば気にならないという程度から、ひどくなると歩くだけでもれてしまうというケースもあります。このタイプの尿失禁は出産や肥満、女性ホルモンの減少により、骨盤底筋群が衰えることで起こり、尿道周囲の神経や筋肉が傷ついて失禁が起こる場合もあります。いずれにしても、膀胱の出口部分がゆるくなって、尿が漏れやすくなっています。

切迫性尿失禁は突然、強い尿意を感じて、トイレに着くまで我慢できずに尿がもれてしまいます。水仕事をしたときや、帰宅したとたんにトイレに行きたくなり、わずかな時間なのに間に合わないといった特徴があります。切迫性尿失禁は、自分の意志では何ともコントロールのつかない尿もれであり、外出先で恥ずかしい思いをしたのが原因で家に閉じこもってしまう人もいます。原因は、骨盤底筋群が弱くなっている他、尿意を感じる脳や神経の伝達障害、膀胱の知覚過敏(過活動膀胱)、膀胱炎、膀胱結石などさまざまなケースがあります。基本的には、膀胱が自分の意志とは無関係に縮みやすくなっている状態、すなわち過活動膀胱が切迫性尿失禁を引き起こします。

原因

【腹圧性尿失禁】

このタイプの尿失禁は出産や肥満、重度の咳や腹圧がかかる労働、加齢などにより、骨盤底筋が弱くなることで起こります。膀胱の出口部分がゆるくなり、尿が漏れやすくなっています。

【切迫性尿失禁】

骨盤底が弱くなっている他、尿意を感じる脳や神経の伝達障害、膀胱の知覚過敏(過活動膀胱)、膀胱炎、膀胱結石などさまざまなケースがあります。基本的には、膀胱が自分の意志とは無関係に縮みやすくなっている状態が切迫性尿失禁を引き起こします。

治療法

治療法
治療に先立って、まずどのタイプの尿失禁かを見極める診察や検査を行います。内診や尿検査と併せて、排尿日誌に記録をつけたり、パッドをあてて失禁量を調べるパッドテスト、超音波検査などがあります。その結果、尿失禁のタイプと症状に応じて、次のような治療が行われます。

【骨盤底筋体操】

多くの尿失禁に効果がある理学療法が、骨盤底筋体操です。弱くなっている骨盤底筋群の筋肉を鍛えることで尿失禁を防ぐ方法です。年齢を問わず誰でも行える簡単な体操ですが、特定の筋肉をきちんとしたトレーニングをしないと効果がえられないため、専門家の指導に従って行うようにします。

【薬物療法/生活指導】

体操と併せて、膀胱の緊張をゆるめる薬や、膀胱や尿道の内圧を高める薬を服用する場合もあります。また、肥満や飲水量が過度に多い方などに生活指導を行うこともあります。

【手術療法】

TVT手術キット
TVT手術キット

腹圧性尿失禁で、尿失禁の症状が重い場合や、骨盤底筋体操で効果が得られないときは手術療法を行います。腹圧性尿失禁の治療法として一般的なのは中部尿道スリング手術(TVT手術、TOT手術、筋膜スリング手術)で、尿道に細いテープをかけて、腹圧がかかったときだけ尿道を締めるようにする手術です。四谷メディカルキューブではこの手術を年間100件以上行っており、手術時間は約10分と短く、長期成績も良好です。経腟手術で開腹の必要はなく、手術による体の外に見えるキズは、下腹部の恥骨直上付近に約5mmの小さなキズが2ヶ所のみでほとんど目立ちません。1泊2日の入院で治療を行っており、退院後6週間は重いものを持つなどのお腹に力が入る動きを避けていただきますが、日常生活は可能です。

治療法

治療に先立って、まずどのタイプの尿失禁かを見極める診察や検査を行います。内診や尿検査と併せて、排尿日誌に記録をつけたり、パッドをあてて失禁量を調べるパッドテスト、超音波検査などがあります。その結果、尿失禁のタイプと症状に応じて、次のような治療が行われます。

骨盤底筋体操

多くの尿失禁に効果がある理学療法が、骨盤底筋体操です。弱くなっている骨盤底筋群の筋肉を鍛えることで尿失禁を防ぐ方法です。年齢を問わず誰でも行える簡単な体操ですが、特定の筋肉をきちんとしたトレーニングをしないと効果がえられないため、専門家の指導に従って行うようにします。

薬物療法/生活指導

体操と併せて、膀胱の緊張をゆるめる薬や、膀胱や尿道の内圧を高める薬を服用する場合もあります。また、肥満や飲水量が過度に多い方などに生活指導を行うこともあります。

手術療法

腹圧性尿失禁で、尿失禁の症状が重い場合や、骨盤底筋体操で効果が得られないときは手術療法を行います。腹圧性尿失禁の治療法として一般的なのは中部尿道スリング手術(TVT手術、TOT手術、筋膜スリング手術)で、尿道に細いテープをかけて、腹圧がかかったときだけ尿道を締めるようにする手術です。四谷メディカルキューブではこの手術を年間100件以上行っており、手術時間は約10分と短く、長期成績も良好です。経腟手術で開腹の必要はなく、手術による体の外に見えるキズは、下腹部の恥骨直上付近に約5mmの小さなキズが2ヶ所のみでほとんど目立ちません。1泊2日の入院で治療を行っており、退院後6週間は重いものを持つなどのお腹に力が入る動きを避けていただきますが、日常生活は可能です。

TVT手術キット

TOT手術キット

治療に先立って、まずどのタイプの尿失禁かを見極める診察や検査を行います。膣内診や尿検査と併せて、排尿日誌に記録をつけたり、パッドをあてて失禁量を調べるパッドテスト、超音波検査などがあります。その結果、尿失禁のタイプと症状に応じて、次のような治療が行われます。

骨盤底筋体操

多くの尿失禁に効果がある理学療法が、骨盤底筋体操です。これは弱くなっている骨盤底筋群の筋肉を鍛えることで尿失禁を防ぐ方法です。年齢を問わず誰でも行える簡単な体操ですが、特定の筋肉をきちんとしたトレーニングをしないと効果がえられないため、専門家の指導に従って行うようにします。四谷メディカルキューブではできるだけ多くの患者さまが自信を持って、正しく、手軽に継続していくことができるように骨盤底筋体操看護外来を設けています。骨盤底筋体操看護外来ではじっくりとお時間を設け、看護師が個別に患者さまのお話を伺い、実際に骨盤の筋力の度合いを測定して、その患者さまにあったプログラムを作ります。また、日常の生活の中で体操をとりいれることや、症状を予防するようなアドバイスも一緒にさせていただきます。

薬物療法/生活指導

体操と併せて、膀胱の緊張をゆるめる薬や、膀胱や尿道の内圧を高める薬を服用する場合もあります。また、肥満や長時間の立ち仕事など、骨盤底筋に負担をかける生活習慣がある場合は、負担を軽くする生活指導を行うこともあります。

手術療法

腹圧性尿失禁で、尿失禁の症状が重い場合や、骨盤底筋体操で効果が得られないときは手術療法を行います。腹圧性尿失禁の治療法として一般的なのは中部尿道スリング手術(TVT手術)で、尿道に細いテープをかけて、腹圧がかかったときだけ尿道を締めるようにする手術です。四谷メディカルキューブではこの手術を年間約170件ほど行っており、手術時間は平均14分と短く、長期成績も良好です。経膣手術で開腹の必要はなく、手術による体の外に見えるキズは、下腹部の恥骨直上付近に約5mmの小さなキズが2ヶ所のみでほとんど目立ちません。 1泊2日の入院で治療を行っており、退院後6週間は重いものを持つなどのお腹に力が入る動きを避けていただきますが、日常生活は可能です。

手術までの流れ

手術までの流れ

1Swanの会への参加

当院での治療を希望される場合は、症状やお悩みを詳しくお伺いしたいため、受診前にグループ相談会への参加をお願いしております。以下すべてに該当する方は参加不要です。
① 他院で診断を受け、当院で手術希望の方
② 当院への紹介状をお持ちの方
TEL:03-3261-0414(受付時間:9時~17時/日・祝除く)

2外来

症状についてお伺いし、必要に応じて各種検査を行ったうえで、尿失禁の治療方針を決定します。

3手術(手術適応となった場合)

初診から1-2ヶ月ほどで実施可能です。 手術日の当日に入院して頂きます。手術実施時間帯は必ずご家族に病室にて待機して頂きます。

【シネMRI正常の動画】

【シネMRI腹圧性尿失禁の動画】

受診の際は「こんなこと聞いてもいいのかしら」ということでも疑問や不安はそのままにせず、お気軽にご相談ください。あなたにとって満足のいく治療を実現するために一つ一つ解決していきましょう。

1予約お申込み

お電話にて女性泌尿器科の受診予約をお取りください。
TEL:03-3261-0414(月~土9:00~17:00)
受診時には保険証をご持参の上、ご来院ください。

2外来1回目

症状についての問診、台上診による病状の把握、尿検査・各種質問票について説明致します。

3MRI検査/ご自宅で質問票記載

手術適応のある疾患では状態把握のためにMRI検査を行うことが多いです。また、質問票は治療方針決定に役立ちます。

4外来2回目

超音波などの検査を行った上で、診察となります。各種検査・質問票の結果より、治療方針を決定します。

5麻酔前検査・手術説明の外来

手術方法等についてご説明いたします。手術説明は必ずご家族と一緒の受診が必要になります。

6麻酔科外来・入院説明

麻酔方法等の説明を麻酔科医師からご説明を致します。 また、入院期間の確認や支払方法・持ち物等をご説明致します。

7入院~手術

①から1-2ヶ月ほどで実施可能です。手術日の当日に入院して頂きます。手術実施時間帯は必ずご家族に病室にて待機して頂きます。

費用について

確認事項

手術費用(概算)

手術費用(概算)
手術費用(概算)

TVT手術・TOT手術

入院予定期間3割負担概算金額
2日間 14万円

※保険の負担割合は患者さまによって異なります。
※保険診療のため、高額療養費制度の対象となります。

担当医

嘉村 康邦

生活の質(QOL)を低下させる代表的疾患である排尿障害を専門とし、20年以上の研鑽を積んできました。女性泌尿器科一般や前立腺肥大症、神経因性膀胱、夜尿症を得意とする泌尿器科医です。特に尿失禁や骨盤臓器脱などの女性泌尿器科領域の手術療法に関しては、常に最先端の技術を積極的に本邦に取り入れ、普及に努めています。

手術予約

治療の流れ

1Swanの会への参加

当院での治療を希望される場合は、症状やお悩みを詳しくお伺いしたいため、受診前にグループ相談会への参加をお願いしております。
以下すべてに該当する方は参加不要です。
① 他院で診断を受け、当院で手術希望の方
② 当院への紹介状をお持ちの方
TEL:03-3261-0414(受付時間:9時~17時/日・祝除く)

以下すべてに該当する方は参加不要です。

  • 他院で診断を受け、当院で手術希望の方
  • 当院への紹介状をお持ちの方

2外来

症状についてお伺いし、必要に応じて各種検査を行ったうえで、尿失禁の治療方針を決定します。

3手術(手術適応となった場合)

初診から1-2ヶ月ほどで実施可能です。
手術日の当日に入院して頂きます。手術実施時間帯は必ずご家族に病室にて待機して頂きます。

手術費用(概算)

術式入院予定期間3割負担概算金額
TVT手術・TOT手術 2日間 ¥140,000

※保険の負担割合は患者さまによって異なります。
※保険診療のため、高額療養費制度の対象となります。